G.F.ヘンデル 作曲：G.F.ヘンデル 編曲：酒井国作 ヘンデル（1685～1749）はJ.S.バッハと同時期に活躍したドイツ生まれの作曲家で、後にイギリスに帰化しオペラやオラトリオの作品を作曲しました。 この曲は1738年に発表された、ヘンデルの最初のコミカルオペラとされる「セルセ」の冒頭のアリアで、今日「ヘンデルのLargo」と呼ばれることが多いのですが、原曲の速度標語はLarghettoとなっています。 この編曲は、20年ほど前のある演奏会のアンコールピースのために作られたものです。原曲の雰囲気をマンドリンオーケストラで再現するという趣旨ではなく、アンコールピースとして楽しめるようにポップス調にアレンジしてありますので、冒頭の速度標語も全く違うものになっています。 演奏については、トレモロの指示のあるところ以外はピッキングで演奏したほうが軽快な感じになると思います。 是非、楽しんで下さい！