作曲:Johann Pachelbel
編曲:酒井国作
編成:6パート(M.1/M.2/Md./Mc./Gt./Cb.)
パッヘルベルはJ.S.バッハとほぼ同時代に活躍したドイツのオルガン奏者・作曲家です。
「カノン」は正確には「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーク」の中の1曲で、ほぼ同じパターンで繰り返される通奏低音とコード(そのためのシャコンヌとしてこの曲をとらえることもできる)の上に3つのヴァイオリンがほぼ正確にカノンを構成しています。
マンドリン用の編曲にあたって、各奏者が楽しめるように、同じパターンの中でも一部奏法を変えたり、パートを分割したり、オクターブの移高をしたりしています。